表記について

基本的な考え方

「日本語でケアナビ」では、初級レベルの日本語学習者でもわかりやすいような表記にすることを考えました。このため、カタカナ語をひらがな表記にする場合や幼児語、擬態語などでは、ひらがなの長音として「ぱーと(パート)」のように「ー」を使っています。また、ローマ字表記では、できるだけ日本語の音に近い音で読めるように心がけました。したがって、一般的なローマ字表記とは一部異なっているものもあります。

長音表記
和語:ひらがな表記に準じる。例:おかあさん(okaasan)うんどうする(undousuru)
カタカナ語:母音を続ける。例:シャワー(shawaa)コーヒー(koohii)

「ふ」は「fu」で表記しています。例:ふとん(futon)もうふ(moufu)

ローマ字の表記

特殊音の表記

  ひらがな カタカナ ローマ字
長音(例)
  • ああ / かあ
  • いい / きい
  • うう / くう
  • えい / けい
  • おう(おお) / こう
  • アー / カー
  • イー / キー
  • ウー / クー
  • エー / ケー
  • オー / コー
  • aa / kaa
  • ii / kii
  • uu / kuu
  • ei / kei
  • ou / kou
撥音(例)
  • げんき(元気)
  • げんえき(現役)
  • こんにちは
  • かんぽう(漢方)
 
  • genki
  • gen・eki
  • kon・nichiwa
  • kampou *
促音(例) きって(切手)   kitte

*b, n, pの前にある「n」は「m」とする

ローマ字とひらがな・カタカナ対照表

記号

( )

  • 省略可能なことば。例:せんたく(を)する
  • よく一緒に使うことば。例:受ける(ボールを?)
  • ナ形容詞。例;元気(な)
  • 丁寧な場合の「お」「ご」。例:(お)風呂

ローマ字表記で、長音と促音以外に同じ文字が重なる場合
dai・ichi・inshou 第一印象
ローマ字表記で、撥音と間違えやすい場合
kuri・nikku クリニック
na-adjective
genki (na)
ローマ字表記で「n」が続く場合
han・nou 反応

当該語彙。一緒に使うことばの例を示す場合に
丸める(おむつを〜)
省略部分
めったに〜ない
接尾辞の前
〜ちゃん

/

複数の例を示す場合
ひねる(体/足を?)

[ ]

略語、カタカナ語
[キント]「小児科」の略語

人の名前

Oさん、Xさん など
(例)田中さん、トイレに行きましょうか。

会社や所属の名前

XX
(例)私、XXの○と申します。

看護・介護場面での日本語学習での優先度

  • :大変よく使う
  • :よく使う
  • :使う

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